屋外リビング空間の計画
庭やテラスを、実際に日常生活のなかで使いやすい「屋外の居場所」として機能させるための考え方をご紹介します。家具の配置だけでなく、天候・プライバシー・動線まで含めた検討が必要です。
屋外の座席スペース

座席スペースの計画では、設置場所、周囲からの視線、地面の仕上げ、そして玄関や室内からのアクセスのしやすさを合わせて検討します。
設置場所
室内からの視線の抜けや、日当たり・風通しの良い位置を基準に検討します。
プライバシー
隣地や道路からの視線を遮る植栽やスクリーンとの組み合わせを検討します。
地面の仕上げ
家具のがたつきを防ぐ平坦な舗装や、雨天後の乾きやすさも考慮点です。
アクセス
室内からの出入りのしやすさ、段差の有無が使いやすさに影響します。
関連サービス:屋外リビング空間コンサルティング
ガーデンテラス
テラスのレイアウトは、建物との高さの関係、使用する素材の組み合わせ、そして実際の施工条件を踏まえて検討する必要があります。
レイアウトの考え方
室内床面との高さの違い、出入り口との位置関係を確認します。
素材の相性
デッキ材と舗装材など、異なる素材を組み合わせる場合は境界処理の検討が必要です。
施工条件
基礎の状態や排水勾当を含め、実際の設置には専門的な確認が必要になる場合があります。
関連サービス:木材エレメント
パティオ計画
パティオの計画では、表面材の選定、排水、室内との段差や仕上げの切り替え、実際の使い方を踏まえた検討が必要です。
表面材
耐久性や滑りにくさを踏まえた舗装材・タイルの比較検討を行います。
排水
雨水が適切に流れるよう、わずかな勾当や排水経路を確認します。
段差・切り替え
室内床やデッキとの接続部分の仕上げを統一的に検討します。
実際の使い方
家具の配置や人の動きを想定した広さの確保が必要です。
関連サービス:舗装材
屋外ダイニング

屋外での食事空間は、動線、清掃のしやすさ、家具の配置、天候への露出度を合わせて検討する必要があります。
動線
キッチンや室内との往来がスムーズになる配置を検討します。
清掃性
油汚れや食べこぼしに配慮した、清掃しやすい表面材を選びます。
家具配置
テーブルや椅子の出し入れのしやすさ、通行幅の確保が必要です。
天候への露出
直射日光や雨の影響を受けやすい場合は、屋根やシェードとの組み合わせを検討します。
関連サービス:屋外リビング空間コンサルティング
プライバシースクリーン
フェンスや植栽による視線の遮断は、隣地との関係や見え方のバランスを踏まえて検討します。
フェンス
高さや素材によって、視線の遮断度合いと風通しのバランスが変わります。
植栽スクリーン
生育に時間がかかる一方、自然な印象を与える目隠しとして利用されます。
視線の検討
隣接する建物の窓の位置や高さを踏まえた遮蔽計画が必要です。
関連サービス:外構スクリーン
日影計画(シェードプランニング)
日照パターンは季節によって変化するため、年間を通じた日当たりの変化を踏まえたシェード計画が必要です。
日照パターン
時間帯・季節による日の入り方の変化を事前に観察することが有効です。
季節変化
夏は日差しを遮り、冬は取り込みたいといった要望に応じた配置の検討が必要です。
シェードの形式
パーゴラ、タープ、落葉樹など、複数の選択肢を比較検討します。
関連サービス:日当たり観察ワークシート
屋外照明の考え方
機能的な照明計画は安全性と雰囲気づくりの両面に関わりますが、電気工事に関しては資格を持つ専門業者による設置が必要です。
機能的な照明
通路や段差を照らす照明は、安全な移動のために重要です。
電気安全
屋外での電気配線は防水性や漏電対策が必要であり、資格を持つ業者による工事が前提となります。
設置の検討
当社では照明計画の方向性をご提案しますが、実際の電気工事は適切な専門業者と連携して進めます。
関連サービス:庭の通路計画
庭の収納
道具や家具を収納するスペースは、使用頻度に応じたアクセスのしやすさを基準に配置を検討します。
スペースの整理
季節用品や園芸道具など、収納するものの種類ごとに配置を分けます。
アクセス
頻繁に使うものは取り出しやすい位置に、使用頻度の低いものは奥に配置します。
関連サービス:バックヤードの計画
屋外の動線
歩行ルートの計画は、安全性と使いやすさの両方に関わる重要な要素です。
歩行ルート
日常的に通る経路を最短かつ安全な形で結ぶことを基本とします。
アクセシビリティ
段差の少ないルートや、車椅子・ベビーカーの通行を想定した幅の確保が検討されます。
安全な移動
夜間の視認性や、滑りにくい舗装材の選定が重要です。
関連サービス:庭の通路計画
天候への対応
雨、日差し、風、季節ごとの気候変化が屋外空間の使い勝手や素材の耐久性に与える影響を考慮します。
雨
排水計画と、濡れた際の滑りやすさへの対応が必要です。
日差し
素材の退色や、家具の劣化を防ぐための配置や素材選定を検討します。
風
風の通り道となる場所では、軽量な家具や植栽の固定方法に配慮が必要です。
季節変化
夏と冬で使い方が変わる場合、年間を通じた計画の見直しが有効です。
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